初な彼女と絆される僕
ギャハハハ……!!!!と、永輔と裕弓が大爆笑している。
そして隣に座っている藤宮も、クスクス笑っていた。
この日のランチ。
李依は、永輔と裕弓、藤宮の四人でファミレスにいた。
ちなみに勇剛は、外回りだ。
今朝のこと(握手の件)を言うと、三人に大爆笑されたのだ。
「そこまで笑うことないのに……」
大爆笑している三人に、頬を膨らませて睨みつけた。
李依は、永輔と裕弓と藤宮の四人でよくランチをとっている。
以前から勇剛に憧れを抱いていることを話していて、三人はとても喜んでくれていた。
だが握手の件を話した途端、腹を抱えて笑い出したのだ。
「だってぇー、手を差し出されて握手って……(笑)
あー、腹痛いぃー!!」
永輔が目尻を拭いながら言った。
「でも、李依らしい!(笑)」
「中畠さん、可愛い(笑)」
裕弓と藤宮も笑っている。
裕弓は、李依を通じて永輔や藤宮と仲良くなった。
李依が入社してすぐに、永輔に飲み会に誘われ、裕弓を呼んだのが縁だ。
永輔、裕弓、藤宮は、恋人持ちで経験も豊富だ。
三人からすれば、李依は子どもみたいなモノでよくからかって可愛がっていた。
「次からは、もうわかるもん!」
「ムキになってる(笑)
子どもか!!」
「みんなでバカにするからでしょ!」
「フフ…悪かった!
お詫びに、奢ってやるからさ!」
「え!?
じゃあ、プリン!」
李依はメニューを取り出し、永輔に見せた。
永輔はそれを見て「やっぱ子どもだ(笑)」とケラケラと笑った。
そして裕弓と別れ、李依は永輔、藤宮と会社に戻っていた。
「――――でも羨ましいな!」
歩きながら藤宮が微笑む。
「え?」
「何がですか?」
「中畠さん、ピュアでしょ?
そうゆうの、男性からしたら可愛いんじゃない?」
「あー、確かに!(笑)」
藤宮の言葉に、永輔が斜め上を見て考え笑った。
「だから課長、中畠さんが握手してきた時、愛しく思ったんじゃないかな?
そんな反応、あんまないでしょ?
それはそれで新鮮で、愛らしいってゆうか!」
「……/////そ、そうですかね?/////」
「きっとそうよ!
坊ちゃまもそう思わない?」
「そうだなぁー、俺からすれば“子どもか!”って思うけど、課長の立場になって考えたら“愛しい”かも?」
「でしょ?」
微笑んでいる永輔と藤宮の話を聞きながら、李依は顔を赤くしていた。
そして隣に座っている藤宮も、クスクス笑っていた。
この日のランチ。
李依は、永輔と裕弓、藤宮の四人でファミレスにいた。
ちなみに勇剛は、外回りだ。
今朝のこと(握手の件)を言うと、三人に大爆笑されたのだ。
「そこまで笑うことないのに……」
大爆笑している三人に、頬を膨らませて睨みつけた。
李依は、永輔と裕弓と藤宮の四人でよくランチをとっている。
以前から勇剛に憧れを抱いていることを話していて、三人はとても喜んでくれていた。
だが握手の件を話した途端、腹を抱えて笑い出したのだ。
「だってぇー、手を差し出されて握手って……(笑)
あー、腹痛いぃー!!」
永輔が目尻を拭いながら言った。
「でも、李依らしい!(笑)」
「中畠さん、可愛い(笑)」
裕弓と藤宮も笑っている。
裕弓は、李依を通じて永輔や藤宮と仲良くなった。
李依が入社してすぐに、永輔に飲み会に誘われ、裕弓を呼んだのが縁だ。
永輔、裕弓、藤宮は、恋人持ちで経験も豊富だ。
三人からすれば、李依は子どもみたいなモノでよくからかって可愛がっていた。
「次からは、もうわかるもん!」
「ムキになってる(笑)
子どもか!!」
「みんなでバカにするからでしょ!」
「フフ…悪かった!
お詫びに、奢ってやるからさ!」
「え!?
じゃあ、プリン!」
李依はメニューを取り出し、永輔に見せた。
永輔はそれを見て「やっぱ子どもだ(笑)」とケラケラと笑った。
そして裕弓と別れ、李依は永輔、藤宮と会社に戻っていた。
「――――でも羨ましいな!」
歩きながら藤宮が微笑む。
「え?」
「何がですか?」
「中畠さん、ピュアでしょ?
そうゆうの、男性からしたら可愛いんじゃない?」
「あー、確かに!(笑)」
藤宮の言葉に、永輔が斜め上を見て考え笑った。
「だから課長、中畠さんが握手してきた時、愛しく思ったんじゃないかな?
そんな反応、あんまないでしょ?
それはそれで新鮮で、愛らしいってゆうか!」
「……/////そ、そうですかね?/////」
「きっとそうよ!
坊ちゃまもそう思わない?」
「そうだなぁー、俺からすれば“子どもか!”って思うけど、課長の立場になって考えたら“愛しい”かも?」
「でしょ?」
微笑んでいる永輔と藤宮の話を聞きながら、李依は顔を赤くしていた。