初な彼女と絆される僕
「え?」

「どうして、謝るの?」

「え?だって―――――んんんっ…/////」
そして李依の言葉ごと、勇剛は口唇を奪うように重ねた。


「………僕は、嬉しいよ?」
口唇を離した勇剛。
額をくっつけて、呟いた。

「……/////」

「中畠さんの初めての男になれるなんて、嬉しい………!」

「課長/////」

「大丈夫。
僕が全部、教えてあげるからね………!」


そして二人は、レストランにいた。
カップル席に座り、窓からは綺麗な夜景。

「素敵ですね…/////綺麗…//////」
李依は、うっとりとして言った。

「ベタだけど、良いでしょ?」

「はい!素敵です!」

「こうゆうわかりやすい方が、君には良いんじゃないかなって思って!」
「はい!」

ゆっくり食事をして、デザートを食べる李依の腰を抱いている勇剛。
勇剛も、李依をうっとりとして見ていた。

「綺麗だね」
「え?」

「あの時のまま、キラキラしてる/////綺麗だ…/////」
勇剛の顔が近づく。
チュッ!とリップ音をさせて、口唇が重なった。
「甘い…(笑)」と言って、笑う勇剛。

「……/////あ…シャーベット食べたから(笑)」
顔や耳を真っ赤にする、李依。

「フフ…可愛い/////」
更に嬉しそうに笑って「可愛すぎて、もっとしたくなる」と何度も啄むキスを落とした。

「か、課長////もう…/////」

「フフ…そうだね。
これ以上は、止まらなくなる(笑)
本当に、連れて帰りたくなる」

「……/////」

「フフ…ほんと、可愛い……!」

そして、アパートまで送ってもらい別れる。

「――――――明日ね!」
「はい!
あ、連絡先聞いてもいいですか?」

「もちろん!」
連絡先を交換する。

「あ、あの!
夜“おやすみなさい”ってメッセージ、送ってもいいですか?」

「フフ…もちろん!」

「良かった…!」

「僕は、どちらかといえばメールとか電話とか苦手でね。
僕からは、あまりしないかも?
でも、君からの連絡は大歓迎!
メッセージでも、電話でも、いつでもしておいで?」

「はい!」

「我慢はしないこと!」

「はい!」

「あと、僕からもいいかな?」

「はい!なんなりと!」

「二人の時は“課長”呼びやめない?」

「あ、そうですね!
えーと……
山西さん!」

「違うよ!
名前で呼んで?」

「あ、勇剛さん/////」

「ん!よろしい!
じゃあ、僕も!
李依、またね!おやすみ!」

「あ…/////はい!おやすみなさい、勇剛さん!」

最後、キスを交わして別れた。
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