堕ち神の審判
「儀式ってどんなことをするの?」
2人の緊張した顔持ちに対して、ソフィとルーは優しく微笑んだ。
「妾が少し話すだけじゃ。心配するでない。」
その言葉に2人は表情が柔らかくなった。
「では始める。」
その瞬間空気がガラリと変わった。
「我、堕天使と契約した堕ち神なり。我の名のもとにガーネ、ローズ、2人を我の漆黒を代償に神とする。」
ソフィが言い終わると、2人の翼が濃い灰色から純白になり、あたりが光った。
「神になっても今回学んだことを忘れるでないぞ」
2人はソフィの言葉に嬉しそうにしながら笑顔で答えた。