堕ち神の審判

神の資格

「なぁ、お前たちはどうしたい？このまま人間を助けるか、もう助けないのか、好きな方を選べ」


ルーの質問に2人は少し悩んでいたがどうするか決めたようだった。


「私は人間を助ける忌み嫌われるのは辛いけどソフィさんたちが守りたいって思った人たちのこれからを見ていたい」


「あたしも人間を助ける。あたしはあたしたちを認めてくれる人たちがいる限り助けるよ」


2人の言葉にソフィとルーは心做しか嬉しそうな顔をした。


「そなたたちは人間界に干渉できる神は2種類いるのは知っておるか？」


案の定、衝撃的な事実に2人は困惑した。


「え？人間界に干渉できる神は堕ち神だけですよね？」


「元々堕天使と契約した堕ち神だった神も人間界に干渉できるのじゃ。そしてそなたたちは堕ち神から神になる資格があるのじゃ」


その言葉に2人は動揺した。
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