俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
はぁ、、、。疲れた。
そして、神楽コーポレーションの2人の名刺をみる。
副社長の神楽 純平
秘書の冨樫 涼太
歳は俺と同じくらいか、少し上か?
オーラが凄かったな。
あれが、この業界トップレベルの貫禄か。
秘書の冨樫涼太さんは、話しやすい雰囲気だったな。
副社長の神楽純平さんは、何か内側からすごいオーラが漏れていた。
この俺でも、正直怯みそうになった。
しかも、あの副社長、握力強すぎだ。
いくらガタイがよくて、
力があったとしたって
手の骨、一瞬で捻り潰されるかと思ったぞ。
あの後しばらくビリビリしてたんだからな。
それにしたって、何で麗は急に逃げたりしたんだ?
間違いなく逃げたよな?
知り合い?
いや、んなわけないよな。
向こうも、何も言ってなかったし。
おめでたか?なんて聞かれた時は、妹相手に背中がゾワっとしたし、正直かなり緊張したから、妻じゃなくて妹って言いそうになった。
怪しまれたか?