俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
あ。ここ、、、。
純平さんのペントハウス、、、。
ははは。
何やってるんだろ。
無意識に、こんなところまで来ちゃって。
そして、俯いたままクルッと方向を変えようと振り向いた瞬間に、誰かにぶつかってしまった。
「す、すみません!」
慌てて、顔を上げる。
すると、向こうもまさか私が急に振り向くと思っていなかったのだろう。
驚いた顔をしたのも一瞬で、急に目の前が真っ暗になった。
「麗。」
そう。私が、1番会いたくなくて、会いたかった人。
「じゅ、純平さ、、ん」
純平さんが、私を強く抱きしめている。