俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
す、すごい。
ビシッとスーツが整列している。
トルソーまである。
あ、あのトルソーが着てるスーツって、パーティーの時に純平が着てたやつだ。
純平が中に入って、ガサガサ何かを探している。
ポイっポイっと黒のスウェットが飛んできた。
「じゅ、純平もスウェットとか持ってるんだ。」
「何もんだと思ってんだ。普通に着るだろ。
とりあえず、俺の持ってる中で1番ちっこいのがそれだ。我慢してそれ着ろ。
今着てる服は洗濯するから、そのへんに置いとけ」
そう言うと、純平は部屋からでてった。
「あ、ありがとう!」
フッと笑って、歩いて行った。
せっかくだし、着替えるか。