俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~


「その、、初めて会った日。
名前聞いてなくて、それで。
カフェで、親友のヒカリと会って。
その。純平、あの時、キ、キスマーク凄かったでしょ?」


「ああ。」


「そうよ!!あの時大変だったんだから!!
隠すの!!なんて事してくれたのよ!!」

おっ、元気に怒ってる。

「それで?」


「そ、それで、服で隠しきれなくて。
ヒカリに純平の事を話したの。
それで、その時名前しらなかったから、
"名前も知らないイケメンの彼"って呼んでて」


「ああ。そりゃどーも」


「どーもじゃないわよ!!
んで、いちいち"名前も知らないイケメンの彼"って言うのが長いってなって、
"ジョージ"って名付けたの!!」


「クククっ」
そういう事か。
涼太は麗とこと"黒"って呼んでたしな

「それで、純平を思い出すたびに、"ジョージ"って呼んでただけ。
だから、ジョージは純平だよ?」


可愛すぎだろ。
そんなウルウルした目で見んなよ。
また襲うぞ。
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