俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
「おい」
塁が俺を睨む。
「そういう事だ。俺だ。ジョージは」
ニヤっと笑って見せた。
「何だよ!!俺だけかよ!!知らなかったの!!」
おお。怒ってる怒ってる。
麗と言い、この兄妹は本当に面白い。
「まぁ、そうなるな」
「クソっ。俺の悩んでた時間を返せ!!」
はぁー面白い。
「てかお前。
あん時のキスマーク、えげつなかったぞ」
ギクッッ
あの時の俺は、初めて麗を抱いて、完全にぶっ飛んでたからな。
「妹の性事情、目の当たりにする俺の気にもなれよ」