俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
「だから、お前は黙って、俺に守られてろ」
ちょうど信号待ちで、こっちを向いた純平が頬にキスしてきた。
甘い。純平は、私に甘い。
顔を赤くしてると
「麗は?何かやってたのか?」
「私は、バレエと水泳してたよ!あとは合気道してた」
「なんだよ。俺の出番さっそく無しか⁈」
「あははは。でもほら私、泣き虫だから。
純平が守ってよ」
「、、、、はぁ。」
「え⁇なに。変な事言った⁇」
「今すぐ抱きたい。煽んなよ」
熱い視線が、サングラス越しでも伝わってくる。
「だ、だめに決まってるでしょ!もう!!」
「わかってる。だから耐えてんだろ」
「し、しらないわよ!!」
「向こうついたら覚えとけ」
「んなっ⁈」
そうこうしているうちに、車はあっという間に空港に着いた。
一体何をされるのか、ドキドキが止まらない。