俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
一番最初に純平が連れてってくれたのは、ビーチだった。
白砂のビーチと、ターコイズブルーの海が吸い込まれそうなくらい美しかった。
「純平。綺麗だね!」
「ああ。俺も初めてきた。思ったよりいいな」
ゆっくりと、純平と並んで歩く。
チラッと純平を見ると、純平も優しく微笑んでチュッとキスをした。
「ちょ!!ここ外だよ!!」
「ああ。大丈夫だ。そこら中、こんなカップルばかりで、誰も俺たちの事なんて見てない。」
周りを見ると、純平の言う通り、そこら中でラブラブなカップルがたくさんいた。
「だろ?」
「本当だ。んじゃいっか!!」
そう言って、私も純平の頬にキスをした。
純平は少し驚いた顔をしたが、すぐにニヤっとして
「夜が楽しみだな」
なんて、耳元で囁いた。