俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~

ディナーは、夜景の見える全面ガラス張りのとても綺麗なレストランだった。


純平は、完璧なテーブルマナーでスマートに食事をとる。
私も昔から何かと、テーブルマナーだけはしっかりと覚えるように育ったから、この事は親に感謝だなと思った。

「麗は、食べ方きれいだよな」
なんて言ってもらって、ますます嬉しくなった。


「ふふふ。純平には敵わないけどね!美味しいね。」


「ああ。うまいな」


食後もゆっくりと、ワインを飲んで、部屋に戻ることにした。


部屋に入るなり、純平にお姫様抱っこされる。
「ちょ!!純平⁈」


「もう、いいだろ。さんざん我慢したんだぞ。
こんなかわいいドレス着やがって。」
純平が文句を言っている。


「ダメだった⁇でもかわいいでしょ⁇このドレス」


「ああ。最高に似合ってる。」
そう言って、ゆっくりとベッドの前に下ろされた。
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