俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
セノーテでの麗は、見事な泳ぎを見せた。
ダイビングは初めてだったようだが、最初に少し練習したら、あっという間に慣れたようだ。
俺も学生時代は、良くシュノーケリングやサーフィンなどもしてたから泳げるし、ダイビングもした事があったが、麗と一緒に体を動かすのは格別に気持ちがよかった。
セノーテの特徴でもある、光のカーテンの中を優雅に泳ぐ麗はとても美しかった。
本当に、人魚だと思うほどに。
光のカーテンは、真っ暗な水中と、透明度が高い水の条件が揃うと、洞窟の隙間から太陽の光が差し、カーテンのように光が水中に降り注ぐ。
まさに絶景だった。
そして、ひとしきり泳いだあと、ホテルに戻って、外のレストランでゆっくりランチを楽しんだ。
あとは夜のカジノまで、のんびり過ごす。