俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
24
24.
そして目を覚ます。
ッッ⁈
麗がいない!!
ガバッと一気に起き上がる。
寝室から出て、リビングへ走る。
いない。
どこ行った⁈
あの日が、一気に蘇る。
まさか、、、また、逃げたのか⁈
一気に心臓がおかしな動きをし始める。
ここは、メキシコだ。
逃げるわけない。
落ち着け。
分かってはいるものの、一度麗を逃した事のある俺は、どうしても不安になってしまう。
クソ。こんなにも、弱かったのか俺は。
そして、いろんな扉を片っ端から開ける。
スイートルームで、無駄に部屋が広くて見つけられない。
そして、最後に風呂場へ向かった。
すると、ジャグジーに入って海の方を向いて、脚を投げ出してケツを丸出しにした麗がいた。
一気に安心する。
「純平⁇、、、どうしたの⁇起きた⁇」
俺は思わず服のままザブザブと入って麗を抱きしめた。