俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
カジノに着くと、そこは活気に溢れていて、陽気な雰囲気でいっぱいになっていた。
「純平!!すごいね!!」
周りの音がうるさくて、グイッと純平の腕を引っ張って耳に向かって大声で叫んだ。
「麗。ボリュームおかしい。耳元だったら、声張るな。俺の耳を壊す気か」
そう言って、笑っている。
あ、そっか!!
「あははは。間違った!!」
とまたおっきい声で話す。
純平は耳をさすりながら
「麗。どれで遊んでみたい⁇」
「んー⁇ルーレットがいい!!」
「よし、行ってみよう」
周りを見ると、みんな各々に盛り上がっている。
生き生きしてて、ここにいるだけで楽しい。
そうして、ルーレットをして運良くビギナーズラック。
調子に乗って、ポーカーもしたけど、私はダメだった。
でもめちゃくちゃ楽しい!!
程よい緊張感がたまらない。
純平は、見事に勝っていて、なんだか凄いことになっていた。
うう。悔しい。