俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
ついた先は、チチェンイッツァというマヤ文明の遺跡だった。
「ピラミッドだ。凄い!!大きいね!!」
「ああ。お前の声もな」
ククククッ
まだ言ってる。
「カスティーヨって言う名前らしいぞ。
前は上まで登ったりも出来たらしいけど、今は見るだけなんだと」
「そうなんだ。なんか圧巻だね。これ手作業で作ったんだもんね」
「ああ。この業界にいると、どうやって建設したのか余計に気になるな」
「あはは。設計図とか見たい感じ⁇」
「あぁ。めちゃくちゃ見たいな」
純平は、仕事に誇りを持ってるんだな本当に。
「よし。あっちに天文台もあるらしい。行ってみよう」
手を繋ぐ。
んふふ。なんか今日の純平、めちゃくちゃ喋る。