俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
また車に乗ってしばらくすると、運転手さんが
「純平さん。そろそろデスヨ」
と声を掛けた。
「麗。ここからは、お楽しみだ。ちょっとの間、これをつけてろ」
そう言って、アイマスクをつけられた。
「ちょっと!!何⁈気になるー!!」
「いいから。俺がいいって言うまでそのままな」
出たよ。イタズラっこ。
ドキドキする。
何が待ってるんだろ!?
たのしみすぎる!!
「サプライズー⁇純平もそういう事すんの?」
「うるさい。黙ってろ」
怒った。
「あはは!怒ったー!!」
と言ったら、キスで口を塞がれた。
え⁈
ちょっと!!
運転手さんいるじゃん!!
恥ずかしい!!
「着いたよ。純平さん」
運転手さんの声で、純平がキスを止めた。
ビックリした。
本当に。
目隠しされてるから、余計に!