俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
ラグーンを前に佇む麗の後ろ姿が、とても美しい。
イエローのワンピースが風に揺られ、ヒラヒラとなびく。
背中が大胆に開いていて、今にもその背中に吸い付いてしまいたくなった。
俺は、麗の前に跪き、ついにプロポーズをした。
あんなに、シュミレーションしたのに、結局いつも通り、命令みたいになってしまう。
麗は、大きな瞳を揺らしているだけで何も言ってくれない。
な、何だ⁇
何故、何もいわない⁇
やっぱり俺ではダメなのか⁇
すぐに不安が押し寄せる。
心臓がものすごいスピードで脈を打つ。
頼む、、、麗、、、、頼むよ、、、、、。