俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
「早く一緒に暮らしたい」
「うん。私も純平と一緒にいたい。」
「籍はいつ入れたい?」
「純平の仕事的にどうなの?」
「まぁ、そうだな。俺はすぐにでも入れたい。」
「んふふ。なんか段取り早いよね純平」
「逃がさないように必死なんだよ」
そう言って、イタズラっ子みたいな顔をした。
「なぁ。ひとつだけ、どうしても気になる事がある。」
「え?何?」
「お前と初めて会った日。何で泣いてた?」
え⁇見られてたの⁇
ていうか、忘れてた。
「あー。聞きたい?」
「ああ。あの時、お前にあんな顔をさせて、、
でも、辛そうな顔が綺麗で。
一目惚れだったんだ」