俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
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5.〜麗side〜


「、、、もしもし?ヒカリ?」


ホテルに戻ってシャワーを浴びて、今日はせっかくのオフだしゆっくり過ごそうと思った矢先、ヒカリから電話だ。

ちょうどよかった。
私も会いたかったし。



「麗ー!おはよう!
あんた今どこにいる⁈」


「え⁈あ!そうそう、
私、昨日から急に東京出張でさ!
今日ちょうどオフなんだよね!」


「やっぱり!お母さんに聞いた!んじゃせっかくだしランチでもしようよ!
今日はオフなんだから、変な地味なカッコしてこないでよ?」


という事で、ヒカリと久しぶりにランチに行く事になった。


ヒカリこと鹿野 ヒカリ(しかのひかり)は、幼馴染でヒカリの親とうちの親が、もともと仲が良く小さい頃から遊んでいた。

ヒカリはいま、東京に住んでいる。
親の転勤を機に、一緒に引っ越したのだ。

なかなか会えないけれど、こうしてヒカリとは電話をしたり、時間を見つけて会ったりと、変わらず仲良くしている。


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