俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
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6.〜純平side〜
涼太と俺は、オフィスから出て地下駐車場の役員スペースに停めてあるプラチナカラーのベンツGクラスに乗り込む。
「純平。コーヒーのみたい。いつものカフェに寄ってくれ」
おい。これじゃぁ、どっちが上司かわからんぞ。
まあ、プライベートになるといつも涼太はこんな感じだ。
しかもなんでまた、あそこなんだよ。
それもそのはず、今朝コーヒーをぶっかけられたカフェにまた向かっている。
オフィスに着替えがあったため、すぐに着替えたから、朝とはまた違うスーツだが。
短時間に2回も行く事になるとは。
まぁ、車だしいいか。
パッと涼太に買ってきてもらおう。
そして涼太を助手席に乗せて、カフェに向かった。