俺様パイロットは高嶺の花を暴きたい~恋情溢れる溺愛攻防戦~
その後、涼太から根掘り葉掘り聞かれて、彼女の事を話した。



その夜、仁のいるBARに行った。



「は?、、、お前、、」

すごく低い声がでた。


「す、すまん。純平。この通りだ!
あんな美女、俺断れないよ」


「、、、、、、」



そう、こいつは会員制のBARのマスターともあろう奴が、会員でもなければ、紹介でもないという彼女を、美人だからという理由で、案内してしまったと言う。

そのため、全くどこの誰なのかもわからないと。
初めて来たと言っていたと。


それもそのはずだ。
あんな美女が、常連だったらとっくの昔に見つけていたか。


「純平?お前、大丈夫か?」


「あ?ああ。彼女がもしここに来たらすぐに俺に連絡しろ」


「わかった。お前のそんな顔、初めて見たわ。
お前でも、女を追いかける事あるんだな」


「だまれ」

そう言って、早々に引き上げた。
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