母親代わりの不遇令嬢は、初恋の騎士団長から求婚される
 結婚式を終えた夜。
 寝台の上では裸の男女が絡み合っていた。
 ブロルは熱く息を吐いた。そして、彼女の腹部をそっと撫で上げる。
 ブロルは思う。今まで弟たちの母親の身代わりとして生きていたエリーサには、自分の子を産んで母親になってもらいたい、と。
 ぐったりと身体を投げ出しているエリーサの額に、ブロルは優しく口づけを落とすのだった。


【完】
< 18 / 18 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:15

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

表紙を見る
表紙を見る
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop