母親代わりの不遇令嬢は、初恋の騎士団長から求婚される
結婚式を終えた夜。
寝台の上では裸の男女が絡み合っていた。
ブロルは熱く息を吐いた。そして、彼女の腹部をそっと撫で上げる。
ブロルは思う。今まで弟たちの母親の身代わりとして生きていたエリーサには、自分の子を産んで母親になってもらいたい、と。
ぐったりと身体を投げ出しているエリーサの額に、ブロルは優しく口づけを落とすのだった。
【完】
寝台の上では裸の男女が絡み合っていた。
ブロルは熱く息を吐いた。そして、彼女の腹部をそっと撫で上げる。
ブロルは思う。今まで弟たちの母親の身代わりとして生きていたエリーサには、自分の子を産んで母親になってもらいたい、と。
ぐったりと身体を投げ出しているエリーサの額に、ブロルは優しく口づけを落とすのだった。
【完】