君の心をみせて
「俺が幸せにするに決まってんだろー!」

「期待してるー!」

珍しく礼奈も叫んだ。

「結良のこれからを全部俺にください!」

啓斗が叫んで私を見る。

今までで1番の笑顔で。

私は窓に駆け寄る。

放課後の外には運動部の掛け声が響いていた。

外で何事だと見上げる視線も気にならない。

私の答えは青い空に弾けた。


END.
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