添い寝だけのはずでしたが
簡易的なキッチン付きの部屋で、材料があればここで料理をすることもできそう。
実は夕食がまだなんだよね……。
共同の浴場でシャワーを済ませて部屋に戻ると、先に戻っていた葵さまがテーブルの上にサンドイッチを並べていた。
「腹減ってるよな。どれでも好きなのを食えよ」
「うわあ……ありがと。それにしても、サンドイッチが好きだよねえ」
葵さまといえばサンドイッチというぐらいによく食べているところを見る。
「お前も好きだろ? いつもうまそうに食ってるよな」
「うん……大好き」
確かに私も好きなんだよねえ……と思っていると、視線を感じる。
葵さまがジッと私を見つめていた。
「え、何?」
「い……いや、別に……」
心なしか、顔が赤いような……?
どうしてなのかは分からないけど。
「気付かなかった、いつ買ったの?」
「ああ、渋谷が持たせてくれた」
「そうなんだ……」
また会えた時にお礼を言っておかないとね。
葵さまに聞いて驚いた。
まさか渋谷くんが、SIリゾートの御曹司だったなんて。
実は夕食がまだなんだよね……。
共同の浴場でシャワーを済ませて部屋に戻ると、先に戻っていた葵さまがテーブルの上にサンドイッチを並べていた。
「腹減ってるよな。どれでも好きなのを食えよ」
「うわあ……ありがと。それにしても、サンドイッチが好きだよねえ」
葵さまといえばサンドイッチというぐらいによく食べているところを見る。
「お前も好きだろ? いつもうまそうに食ってるよな」
「うん……大好き」
確かに私も好きなんだよねえ……と思っていると、視線を感じる。
葵さまがジッと私を見つめていた。
「え、何?」
「い……いや、別に……」
心なしか、顔が赤いような……?
どうしてなのかは分からないけど。
「気付かなかった、いつ買ったの?」
「ああ、渋谷が持たせてくれた」
「そうなんだ……」
また会えた時にお礼を言っておかないとね。
葵さまに聞いて驚いた。
まさか渋谷くんが、SIリゾートの御曹司だったなんて。