添い寝だけのはずでしたが
新しい彼氏!?
夏合宿が終わってからというもの、葵さまとの仲はすっかり冷え切っている。
というか、私は添い寝係として必要最低限のことをするだけ。
葵さまは何か言いたげなときもあるけど、基本的に口を出してこない。
登下校は一緒にするものの、会話も少なくなっている
こともあり学園では私たちがもうすぐ別れるだろうという噂が広まっていた。
それはそれで好都合で、エマちゃんはあれから何も言ってこない。
イジワルもされないし、これで良かったのかなと思うばかり……。
最近では学園祭の準備に大忙し!
体育館係は数人いて、その中に千咲ちゃんもいる。
そしてなんと、このみちゃんも合宿後からこの係に移ってきた。
今では3人でお昼ご飯を食べるほどまでの仲になった。
「今日の放課後、体育館係の買い出しに行くみたい。寧々ちゃんはどうする?」
このみちゃんがお弁当を頬張りながら聞いてくる。
「行こうかな。千咲ちゃんは?」
「みんなが行くなら……行ってもいいよ」
ドライだった千咲ちゃんも、最近はこの3人で行動するのが楽しいって言っている。
夏合宿では大変な思いをしたけど、こんな素敵な仲間を巡りあえて、あれもいい経験だったと思うようにしている。
というか、私は添い寝係として必要最低限のことをするだけ。
葵さまは何か言いたげなときもあるけど、基本的に口を出してこない。
登下校は一緒にするものの、会話も少なくなっている
こともあり学園では私たちがもうすぐ別れるだろうという噂が広まっていた。
それはそれで好都合で、エマちゃんはあれから何も言ってこない。
イジワルもされないし、これで良かったのかなと思うばかり……。
最近では学園祭の準備に大忙し!
体育館係は数人いて、その中に千咲ちゃんもいる。
そしてなんと、このみちゃんも合宿後からこの係に移ってきた。
今では3人でお昼ご飯を食べるほどまでの仲になった。
「今日の放課後、体育館係の買い出しに行くみたい。寧々ちゃんはどうする?」
このみちゃんがお弁当を頬張りながら聞いてくる。
「行こうかな。千咲ちゃんは?」
「みんなが行くなら……行ってもいいよ」
ドライだった千咲ちゃんも、最近はこの3人で行動するのが楽しいって言っている。
夏合宿では大変な思いをしたけど、こんな素敵な仲間を巡りあえて、あれもいい経験だったと思うようにしている。