添い寝だけのはずでしたが
 ずっと、葵さまと一緒にいたいよ……。


 ギュっと体にしがみつくようにすると、困ったように目を細める。


「かわい過ぎだろ……そういうことされると、離したくなくなる……」


 軽く目を閉じると葵さまの息遣いがすぐ側で聞こえる。







 首筋にもキスをされ、気付けばベッドに押し倒されていた。



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