Dying music 〜音楽を染め上げろ〜
マイクはコンデンサーマイクとダイナミックマイクがある。よくアーティストのライブで見る手持ちのマイクダイナミックマイク。コンデンサーマイクって質はいいんだけど湿気とかに弱くて値段も高いから持ってない。
僕が使っているのは前者のダイナミックマイク。それをオーディオインターフェイスを用いてパソコンに繋ぐ。オーディオインターフェイスってのはマイクをパソコンに繋ぐための機器。パソコンに音声を取り込んでソフトを通して録音ができるんだ。
プロの人はマイクプリアンプ、コンプレッサーなんかを通すらしいけどそんなモン買えないし置けないからこの2つは省いている。
あと必要なのは…DAWかな。デジタル・オーディオ・ワークステーションの略で音声の録音、編集、編曲とか一連した作業ができるように構成されているシステムなんだ。このソフトあればとりあえず大丈夫。そこからはオケ音源をダウンロードしてDAWに持ってく。
それからBPM。簡単にいうとメトロノーム。曲のテンポ調べての速さを合わせる作業をする。
んで、やっとここから録音をするわけ。一気に録ったりはしないよ。ワンフレーズを数テイク録って一番いいものを選別する。ハモリの部分やコーラスもここで録る。
全部録ったらMIX作業。
まず最初にピッチとリズム修正。次にイコライザーをかける。声の周波数を変えることができて全体的な音質の補正をすることができるものなんだけどあまりいじらない。というか僕の機器操作能力が低すぎていじれない。だからここら辺は分かる範囲でやっている。
それからコンプレッサー。これ大事。コンプレッサーは出過ぎた音を潰したり、小さい音を大きくしたりと音量差を縮める作業。これをしないと音圧が下がりっぱなしで聞きにくくなってしまうからね。だから全体的に音に厚みを出すんだ。
あとはエコーかけたり、原曲チックに合わせたり、ラジオみたくジリジリさせたり細かな作業をする。ここでやっとMIX終了。
あとはマスタリングする。YouTubeやCDなどの媒体に合う音圧に調節する作業。ここでついに音源が完成するんだ。
長かったよね。でもまだ終わってないよ。音源だけだと投稿はできない。だから映像と音源を組み合わせる必要がある。
それがエンコード。動画の容量を視聴が可能な動画形式に変換する作業だ。音質と画質の劣化を防ぐためにこの作業は必須。専用のソフトに入れると自動的に変換される。歌詞ズレや細かい作業も色々して…
ここで遂に完成。あとは投稿するだけ。
これはおまけだけど、オリジナル曲を作るときは映像も自分で作っている。プロではないからアニメーションみたいにする技術はない。簡単なイラストを何枚か作成して場面ごとに切り替えるんだ。歌詞は動画編集ソフトを使って文字入れしている。解像度とかは…まぁ適当に。