30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
パソコン画面はまだ真っ白でなにも進んでいない。
頭痛を我慢しながらパソコン画面を見るのがこれほど苦痛だとは知らなかった。
「今日って美加の誕生日だったよね?」
思い出したように言う麻子は目を輝かせている。
「覚えててくれたんだ」
「一応ねぇ? 昨日は友達と遊んでたんでしょう? だからそんなに飲んだんだ?」
麻子の言葉に美加は盛大なため息を吐き出す。
まぁ、普通の思考回路ならそう考えそうなところかもしれない。
だけど残念ながらこの年齢になって夜中まで誕生日を祝ってくれる友人はなかなかいない。
そういえば昔は12時丁度に連絡をくれる友達もいたなぁ。
その子ももう結婚して専業主婦になって、毎日忙しそうにしているけれど。
と、思い出してまたため息が出た。
頭痛を我慢しながらパソコン画面を見るのがこれほど苦痛だとは知らなかった。
「今日って美加の誕生日だったよね?」
思い出したように言う麻子は目を輝かせている。
「覚えててくれたんだ」
「一応ねぇ? 昨日は友達と遊んでたんでしょう? だからそんなに飲んだんだ?」
麻子の言葉に美加は盛大なため息を吐き出す。
まぁ、普通の思考回路ならそう考えそうなところかもしれない。
だけど残念ながらこの年齢になって夜中まで誕生日を祝ってくれる友人はなかなかいない。
そういえば昔は12時丁度に連絡をくれる友達もいたなぁ。
その子ももう結婚して専業主婦になって、毎日忙しそうにしているけれど。
と、思い出してまたため息が出た。