30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
今までにないくらいに頑張っているから、連絡先を交換することもできるかもしれない。

というか、今の自分ならできそうな気がする!

思えば学生時代からモテまくってきて、自分から異性の連絡先を聞いたことなんて1度もなかった。

鼻にかけているわけじゃなくて、どういうことは相手から聞いてくるのが普通だと思っていたのだ。

美加はゴクリと唾を飲み込んで麻子を見つめた。
「どうやって連絡先を交換すればいい?」

「ラブハプニング5、伝授するね」
「お願いします!」

美加は机に額をこすりつけるようにして言ったのだった。
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