30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
ちなみに美加のことをよく言っている子はもちろん誰もいない。
ずーんと落ち込んでいると、大翔がメニュー表から顔を上げて「僕はこれにするよ」と、ペペロンチーノを指差した。
「午後から外回りはないから、たまにはガツンとしたものを食べたくてさ」
それでもサイドメニューにちゃんとサラダを選んでいるから、健康に気を使っていることがわかる。
美加は無難にクリームパスタを注文することにした。
注文をとりにきた女性店員も大翔を見て目をハートにさせているのがわかった。
やっぱり、誰がどう見ても大翔はカッコイイんだということを再認識させられてしまう。
営業で外回りの多い仕事だから、外にどれだけのライバルがいるだろうか。
想像するだけで果てしなくて美加は盛大にため息をつきたくなった。
大翔の前だから、もちろん我慢するけれど。
「パスタ好きなんだね」
ずーんと落ち込んでいると、大翔がメニュー表から顔を上げて「僕はこれにするよ」と、ペペロンチーノを指差した。
「午後から外回りはないから、たまにはガツンとしたものを食べたくてさ」
それでもサイドメニューにちゃんとサラダを選んでいるから、健康に気を使っていることがわかる。
美加は無難にクリームパスタを注文することにした。
注文をとりにきた女性店員も大翔を見て目をハートにさせているのがわかった。
やっぱり、誰がどう見ても大翔はカッコイイんだということを再認識させられてしまう。
営業で外回りの多い仕事だから、外にどれだけのライバルがいるだろうか。
想像するだけで果てしなくて美加は盛大にため息をつきたくなった。
大翔の前だから、もちろん我慢するけれど。
「パスタ好きなんだね」