30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
ノンハプニング
大翔は女の色気にも慣れている。
麻子のその言葉はなかなか美加の頭から離れなかった。

あの3人衆を見ているだけでもかなりの密着度だ。
ひじとかに胸があたっていてもおかしくはない。

それなのに大翔があの3人の内誰か1人でもなびいている様子は少しも感じられなかった。
「むむっ……確かに手強いのかも」

あれだけ色気に囲まれていれば耐性がついてもおかしくはない。
< 147 / 237 >

この作品をシェア

pagetop