30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
「来てください。大翔さん」
ついに下着姿になった美加が頬を赤くして大翔を誘う。
だけど大翔の方は真っ青だった。
信じられないといった表情で美加を見つめている。
「美加ちゃん、こんなときになに考えてるんだ。早く服を着て!」
そう言って美加に手を差し伸べようとしたとき、ふたりの間をリコモンが飛んでいった。
大翔が目を見開いて手を引っ込める。
それでも動こうとしない美加を見て顔をしかめた。
「こんなところでできるわけがないだろ!」
今まで大翔が声を荒げているところなんて見たことのない美加は、その怒鳴り声にビクリと体を震わせた。
大翔は無言で美加の服を拾い集めてベッドに置くと「車で待ってるから、早く出ておいで」と言い残すと先に部屋を出ていってしまったのだった。
ついに下着姿になった美加が頬を赤くして大翔を誘う。
だけど大翔の方は真っ青だった。
信じられないといった表情で美加を見つめている。
「美加ちゃん、こんなときになに考えてるんだ。早く服を着て!」
そう言って美加に手を差し伸べようとしたとき、ふたりの間をリコモンが飛んでいった。
大翔が目を見開いて手を引っ込める。
それでも動こうとしない美加を見て顔をしかめた。
「こんなところでできるわけがないだろ!」
今まで大翔が声を荒げているところなんて見たことのない美加は、その怒鳴り声にビクリと体を震わせた。
大翔は無言で美加の服を拾い集めてベッドに置くと「車で待ってるから、早く出ておいで」と言い残すと先に部屋を出ていってしまったのだった。