30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
☆☆☆

この日も部屋に戻ってから美加はドラマの続きを見ていた。
画面内では不遇な女の子がどんどん家族に受け入れられて認められていく。

それだけの努力もしている。
ただ幸せがやってくるのを待っているだけじゃなかった。

「自分がガンガンいく、か……」
ドラマを見ながらポツリと呟いた。

それができたら苦労はしてないんだけどなぁ。
そしてそのまま床に寝そべってしまったのだった。
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