30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです
どこかの席に座ったのだろう、3人の女子社員たちの楽しげな声が聞こえてくる。
これ以上、ここにいたくない。

そう思って立ち上がろうとしたときだった。
麻子が手を握りしめてきて、美加は動きを止めた。

クシャクシャに歪んだ顔で麻子を見れば「ラブハプニング3,行っとく?」と笑顔を浮かべられたのだった。
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