優しい彼の裏の顔は、、、。【完】
「動くな。銃を持ってるのは郁斗だけじゃねぇんだよ。リーダーにしちゃ甘いな、考えが」
「……クソっ!」
一気に形成逆転すると同時に、恭輔が呼んでいた応援要員の組員たちが雪崩込むように店内へ入って来た事で、鹿嶋を初めとする苑流の下っ端たちは取り押さえられた。
こうして樹奈を奪還する事には成功したものの店内のどこにも詩歌の姿は無く、彼女の居場所を鹿嶋や下っ端たちに問うもなかなか口を割ろうとしない。
しかし、何度も痛めつけられたせいか、下っ端の一人がついに口を滑らせて詩歌は迅が借りているアパートの一室に匿われている事が判明した。
「恭輔さん、樹奈を頼みます」
店外へ出るや否や、気を失って恭輔に抱き抱えられている樹奈を見ながら郁斗は彼女を託すと、一人で詩歌の元へ向かう事を告げる。
「ああ。しかし、お前一人で大丈夫か?」
「はい。とりあえずは」
「……分かった。樹奈を病院に連れてくついでに美澄や小竹の様子も見てから俺も合流する。それまでは、死ぬなよ」
「縁起でもない事言わないでくださいよ、恭輔さん」
「そうだな」
「それじゃ、また」
こうして詩歌の居場所が分かった郁斗は単身迅の待つアパートへ向かって車を走らせて行った。
「……クソっ!」
一気に形成逆転すると同時に、恭輔が呼んでいた応援要員の組員たちが雪崩込むように店内へ入って来た事で、鹿嶋を初めとする苑流の下っ端たちは取り押さえられた。
こうして樹奈を奪還する事には成功したものの店内のどこにも詩歌の姿は無く、彼女の居場所を鹿嶋や下っ端たちに問うもなかなか口を割ろうとしない。
しかし、何度も痛めつけられたせいか、下っ端の一人がついに口を滑らせて詩歌は迅が借りているアパートの一室に匿われている事が判明した。
「恭輔さん、樹奈を頼みます」
店外へ出るや否や、気を失って恭輔に抱き抱えられている樹奈を見ながら郁斗は彼女を託すと、一人で詩歌の元へ向かう事を告げる。
「ああ。しかし、お前一人で大丈夫か?」
「はい。とりあえずは」
「……分かった。樹奈を病院に連れてくついでに美澄や小竹の様子も見てから俺も合流する。それまでは、死ぬなよ」
「縁起でもない事言わないでくださいよ、恭輔さん」
「そうだな」
「それじゃ、また」
こうして詩歌の居場所が分かった郁斗は単身迅の待つアパートへ向かって車を走らせて行った。