優しい彼の裏の顔は、、、。【完】
(駄目だ、スッキリしねぇ……。シャワーでも浴びて来るか)
身体を起こしてソファーから降りた郁斗はシャワーを浴びに行く為リビングを出ようとすると、キッチンカウターに置いてあった自身のスマホの画面が付いている事に気付く。
どうやら今しがた誰かからメッセージでも届いたようで、サイレントモードを解除し忘れた事に気付き、すぐにスマホを手に取った。
(恭輔さんからか……)
メッセージは恭輔からで、何やら動画も一緒に送付されていた。
それを再生した郁斗は何か面白い事でもあったのか彼の口角が微かに上がり、そのメッセージに返信した郁斗はスマホを元の場所に戻してシャワーを浴びに行った。
その頃、詩歌はというと、
(……私、何だか変……)
ベッドに横になったものの昼間眠ってしまったせいか全く眠くならず、何度か寝返りを打っては溜め息を吐く。
そして、先程郁斗に迫られてからというもの胸のざわめきが未だ治まりきっておらず、初めての感覚に戸惑い続けていた。
身体を起こしてソファーから降りた郁斗はシャワーを浴びに行く為リビングを出ようとすると、キッチンカウターに置いてあった自身のスマホの画面が付いている事に気付く。
どうやら今しがた誰かからメッセージでも届いたようで、サイレントモードを解除し忘れた事に気付き、すぐにスマホを手に取った。
(恭輔さんからか……)
メッセージは恭輔からで、何やら動画も一緒に送付されていた。
それを再生した郁斗は何か面白い事でもあったのか彼の口角が微かに上がり、そのメッセージに返信した郁斗はスマホを元の場所に戻してシャワーを浴びに行った。
その頃、詩歌はというと、
(……私、何だか変……)
ベッドに横になったものの昼間眠ってしまったせいか全く眠くならず、何度か寝返りを打っては溜め息を吐く。
そして、先程郁斗に迫られてからというもの胸のざわめきが未だ治まりきっておらず、初めての感覚に戸惑い続けていた。