ブラッドレッドの繋がり
次の日、学校で仲の良い友達にお婆ちゃんが亡くなった事を伝える。
「なんかお婆ちゃんが死んだみたいで今日お葬式なんだって」
「へぇ。ミッチーの婆ちゃんはミッチーが小さい時に死んでるからな~」
「そうなんだ。私、お母さんの方のお婆ちゃんが去年死んだ時は凄い泣いたけど、今回はふ~んって感じ」
「ミッチーもまだ爺ちゃん生きてるけど死んだって聞いてもユキみたいな感じになりそう~」
休み時間、スマホを触りながら一番仲の良い友達のミッチーと話す。
「ま、暇なら連絡してよ」
ミッチーがいつでも待ってるよって私の目の前でスマホを左右にフリフリ降って、アピールした所で休み時間終了のチャイムが鳴った。