ブタもおだてりゃ、木に登る パート②
親戚の車を借りたりして運転していた。


だけど、卒業したとはいえ、地元に居座る気持ちはサラサラなかった。


学業専念のため、自分の車を持たずして、近隣の県へ。


その後はまた地元に戻らずして、そのまま憧れの首都圏へ旅立つ。


免許を持っていても十年近く、ペーパードライバーだった。


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