まだあなたを愛してる〜離縁を望まれ家を出たはずなのに追いかけてきた夫がめちゃめちゃ溺愛してきます〜
19平穏な日々
家に帰って三日後、クリスタ様からジェイド宛てに手紙が届いた。
そこには結婚の話はなかった事にするとだけ書かれてあり、私への謝罪などは一切記されてはいなかった。
ジェイドはその手紙を怪しみ、それから二週間ほど仕事を休み私のそばに居てくれた。
◇◇◇
家に戻ってからというもの、私に現れた『力』は徐々に強くなった。
そのせいなのか、私はよく眠るようになった。
朝食を食べ、家事をしていると睡魔に襲われてしまい、昼まで眠る。なんとか起きて昼食を済ませるが、時には夕方まで眠ったまま、こんな日々が続いていた。
ふた月の間飲んでいた避妊の効果のあるお茶は、エマからもらったお茶のおかげで、すっかり体から抜けている。
彼にも素直に気持ちを伝えられるようになった今なら、子供を授かる事が出来るのではないだろうか、そう思うけれど、眠ってばかりいる私のせいで、あの夜から一度も彼と体を重ねる事は出来ていなかった。
そこには結婚の話はなかった事にするとだけ書かれてあり、私への謝罪などは一切記されてはいなかった。
ジェイドはその手紙を怪しみ、それから二週間ほど仕事を休み私のそばに居てくれた。
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家に戻ってからというもの、私に現れた『力』は徐々に強くなった。
そのせいなのか、私はよく眠るようになった。
朝食を食べ、家事をしていると睡魔に襲われてしまい、昼まで眠る。なんとか起きて昼食を済ませるが、時には夕方まで眠ったまま、こんな日々が続いていた。
ふた月の間飲んでいた避妊の効果のあるお茶は、エマからもらったお茶のおかげで、すっかり体から抜けている。
彼にも素直に気持ちを伝えられるようになった今なら、子供を授かる事が出来るのではないだろうか、そう思うけれど、眠ってばかりいる私のせいで、あの夜から一度も彼と体を重ねる事は出来ていなかった。