千年愛
帰ると、舞ちゃんはおばさんに呼ばれ
夕食の準備を手伝い
僕は蓉子さんに呼ばれ裏庭へ。
するとそこにはおじさんもいて
薪を割っていた。
「無事で良かったの…。」
「すみませんでした。
ご心配かけてしまって…。」
「無事なら…それでいいのよ。
で…話ってね…
レオさんと舞ちゃんのこと。」
「は…い…。」
「流星群の日…舞ちゃんにプロポーズするの」
「はい。…それで明日、指輪を買いに
岐阜まで行って来ようと…。ダメですか」
「ううん…きっと舞ちゃん…喜ぶわね。
その後のことなんだけどね…
舞ちゃんとは正式には結婚できなくても
これからも一緒に暮らしたいのよね。」
「もちろんです
できれば、この高山でどこか借りて…
と思ってます。」