千年愛


舞ちゃんが玄関前の掃き掃除をしていると

一人の女が俺を訪ねて来た。







そしてその女は、俺の帰りを

囲炉裏のある部屋で待っていた。








俺は5軒目でようやくアーサが

好きそうな三連ダイヤがきれいな指輪を

見つけ意気揚々と戻った。






「ただいまー舞ちゃん」





すると舞ちゃんじゃない声で

返事が帰って来た。






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