千年愛


とにかくこの場所から遠くへ行きたかった。




レオ





アタシの中から消えて行かないでよ




お願いだから……




そう願いながら…

誰もアタシのことを知らない…

そしてアタシを優しく包んでくれる場所を

探して歩いた。





そして気がつくと…

レオも知ってるように…

この家に来ていた。





そして…

初めてホントの幸せを感じた。




そして…あの日…またレオに逢えた。




レオに再会した時…

アタシはレオのことが分からなかった。






それでも…すぐにまたレオに恋したの。






今までずっと…話さないでごめん。




急にいなくなったりして…ごめん





こんなアタシでも…まだ…レオ…

好きだって言ってくれる…





途中…寄り道したけど…

アタシにはレオしかいなかった。




例え…兄妹だとしても…それでも…







やっぱりレオ以外は考えられないの。





ごめんね…レオ






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