友達以上恋人未満の片想い
少し潤んでいるその瞳に、そっとキスをする。



「実里、好きだ」


「…うん、私も」



そっと目を閉じた実里の顔に自分の顔を近づけて、薄ピンク色の唇にキスを落とした。


初めてのキスは柔らかくて幸せで、少しだけ悲しい味がした。
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