間違い
全てが間違って見える世界で

明日私は誰かを傷つける言葉を書いて
明後日私も傷つく言葉を吐き出すの

誰かに言うまでもない言葉を
フィクションとして残していく

この言葉は罪になるのかしら

後悔なんて未来を今の私が答えられるはずもないけれど

それに私のことすらわからないのに
他人のことなんてわかるわけないでしょう


何かを成し遂げた人の言葉は
あなたの言葉ではないの

だからあなたの言葉で話してくれないかしら

わからないの

あなたがどんなに苦しくても
あなたがどんなに辛くても

伝えてくれなかったら
わからないの

察しろなんて嫌よ
他人から聞くのはもっと嫌

そう思うことも間違いかしら
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ひとりごと
散砂/著

総文字数/8,126

実用・エッセイ(その他)23ページ

問題児は座敷わらし
散砂/著

総文字数/6,490

青春・友情25ページ

願う
散砂/著

総文字数/0

詩・短歌・俳句・川柳0ページ

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop