クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
そして、ベッドでぬくぬくして、
一緒にシャワーを浴びて、フランスの街へ出た。
今は、二階建てのバスにのって
食事をとりながらフランスの街を観光している。
「純平。私、これは初めて!!」
「おう。俺もだ。
そう言えば、麗、フランス語ペラペラなんだな。
驚いたぞ。何で言わなかった?」
「あはは。
純平のフランス語があんまり綺麗で聞いてたかったし、なんか恥ずかしいじゃん」
「何だよ。んじゃ美術館でのアデルの説明とか、俺通訳いらなかったよな?」
「ふふっ。私、それぞれから詳しく説明してもらったから、相当詳しいよ」
「ったく。麗も留学?」
「そっ!!」
「すごい偶然だな。
あとは、何語話せるんだ?
どうせ、まだあんだろ?」
「あはは!たいしたことないけど
あとは中国語と韓国語だけ!
英語はてんで無理。
知ってるでしょ?」
「すごいな。
俺からしたら、それだけ話せるのに
何で英語が無理なのかわからん」
純平が、笑ってる。
「それは、私が一番知りたいわ。」
ジトッと純平を見た。