クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜

「ふふふ。塁、正月の旅行の時も
出発する時、お父さんみたいだったよね」


「長男の定めみたいなもんだろ」


「早く、誰かと結婚しちゃえばいいのに」


「まぁ、あいつなら大丈夫だろ。」


「あの家。塁1人で住むのかな?」


「そうなるな」


「早く、いい人見つかるといいね」


ちょっとだけ、塁が心配になった。
手のかかる妹で、悪かったなと。

「ああ。そうだな。」

純平も、心から思ってそうな顔をしていた。
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