クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
ガチャ
ッッッッ!?
「麗!!」
「え!?ちょ!!純平⁇どうしたの!?」
麗が驚いている。
それもそのはず、ジョギングから帰ってきたら俺が血相を変えて走ってきて、抱きしめてるんだから。
「ジョギングしてきたのか?」
「う、うん。」
「電話した」
「あ、ごめん。走ってたから気づかなかった」
「純平、どうしたの⁇何かあった⁇」
「お前だろ。何かあるの」
「え!?」
「お前、昨日泣いてたろ」
そう言って、麗の手を引いてソファーに座って、後ろから抱きしめた。
「純平、、、」
すると、麗が泣き出した。
「麗。どうした。何があった?
お前、ここに住むようになってから、時々思い詰めた顔してたろ?
俺が、、、嫌になったか?」