クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
それから、麗はすごーい!!
ヴィラみたーい!!
と家中を駆け回っていた。
喜んでくれて一安心だ。
もう、さすがにサプライズは無しだ。
麗を傷つけたんでは、本末転倒だ。
「麗。心配かけて、悪かった。
本当に。ごめんな?」
駆け回る麗に、また謝った。
「純平!!私、サプライズ大好き!!
また、やって!!」
なんて言ってる。
俺の心を読んだのか?
「それじゃ麗に、怪しまれないように
頑張らないとな」
俺の楽しみを、取り上げられなかった。
麗の優しさに救われた。