クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜


「はぁー?どういう事よそれ」

案の定、眉間に血管が浮き始めたヒカリ。

そして、訳を話す。

「なんか、仕事から帰ると決まってシャワーを浴びてきてるの。
それに、仕事の電話は私の前でも出るのに。
誰かからの電話は、わざわざ書斎まで行ってコソコソしてるの」


「ええー!?何それーー!」


今日のヒカリは声デカいな。


「怪しいでしょ?怪しいよね!?」

ヒカリに問い詰める。


「純平さんの態度とかは?」

私は首を横に振る

「変わらない。むしろ、甘さは増している気がする」


そうなんです。
だから余計に、わからないんです。
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